不思議の国で飲み会を

明日になったら忘れている話。

飲み会 と "催花雨"

  催花雨(さいかう)ってなんぞ?

3月中旬から4月にかけて降る雨のことらしい。もうすぐ季節は春なのか。そういえば、最近あったかくなってきた気がするし鼻がムズムズしてる気もする。今日降った雨は、催花雨ってやつだったのかもね。

 日本語には雨を表す言葉が多いと聞いたことがある。某ゲームにも”〇雨”って艦娘が多いよね。雨の名前を知らない人にとっては、いついかなる時でも雨は雨でしかない。でも、催花雨だったり、時雨、夕立と名前を知ってると印象が変わる。今日の雨も、「春の花たちとっては恵みの雨なんだ」と思ったら、憂鬱な気持ちも少しは晴れる。洗濯物を濡らしたことは許さんが。

 

 花が咲き誇る季節に降る文学的な表現「紅雨(こうう)」。直径5mm以下の雨粒と科学的に定義された「霧雨」。文学的な観点にしろ、科学的な観点にしろ名前をつけるってことは特別な思い、気持ちがあるってことだと思う。文系も理系も関係なく、そこにあるのは対象へのひたむきな気持ちだけ。

 名を与えること存在意義が強くなる。輪郭がはっきりする。意識する。固有の呼び方をするってことは、その物事を両の手で掬い取るが如く大切にしてるってこと。大袈裟かもしれないが、特別扱いしてるってことだと思う。興味ないなら、わざわざ名前なんてつけないよ。一つ一つが大切だから、呼び分けるんだ。

まとめ

 よくもまぁ、四十八手も名前をつけたよな。。。一手一手試したのかな。。。