慣用色についてまとめてみた
試験も近いので慣用色についてまとめてみた。64色もあるのでまずは赤~黄色を対象にした。自分ようなので主観モリモリである。あと、試験に突破することを第一に考えているのであまりよいまとめではない。
ここが一番大事なのだが、デジタルの色と印刷の色は雰囲気がかなり異なる。なので、(聡明な方はそんなアホなことしないと思うが)
「このブログだけを見て慣用色の勉強をしよう」など戯言を宣うのは止めて頂きたい。印刷した色を見て勉強してくれ、頼むから。
(参考:最短合格!色彩検定 2級・3級 テキスト&問題集 第2版 カラボ色大学)
桜色
ごくうすい紫みの赤
桜の色
きれいなピンク
紅梅色
やわらかい赤
紅梅の花のような色
珊瑚色より濃い
珊瑚色
明るい赤
珊瑚に由来
紅梅色より明るい
ベビーピンク
うすい赤
乳幼児の服などに用いられる
だいぶやわらかい色調
茜色
こい赤
赤い根→あかね
明度彩度が低めの赤ならこれ
ワインレッド
こい紫みの赤
赤ワインのような色
(紫が入っているからなのか)ちょっと高級感ある赤
朱色
あざやかな黄みの赤
硫化水銀が原料
バーミリオンといい勝負。見分け方を知りたい。
ごく暗い赤
ボルドー地方産の赤ワインを指す色
赤ワインとか言いつつだいぶ暗い。茶色にしか見えない。
カーマイン
あざやかな赤
介穀虫のコチニールからとった動物性染料の色。
あざやかな赤ならこれ
バーミリオン
あざやかな黄みの赤
硫化水銀を成分とする
朱色といい勝負。見分け方を知りたい。
スカーレット
あざやかな黄みの赤
日本語に緋色に相当
もっと真っ赤なイメージだった。だいぶオレンジっぽい。
サーモンピンク
やわらかい黄みの赤
鮭の切り身の色
黄色に寄った美味しそうなピンクはこれ
煉瓦色
暗い黄赤
赤煉瓦のような色
明るい茶色はこれ。
栗色
暗い灰みの黄赤
栗の皮のような色
煉瓦色より暗くてチョコレートより明るい
チョコレート
ごく暗い黄赤
17世紀にチョコレートがヨーロッパに広まり18世紀前半に色名として使われ始める。
黒に近い茶色。思ってるより暗い。ビターチョコレートのイメージ。
ピーチ
明るい灰みの黄赤
桃の果肉の色
他のピンクよりも黄が含まれてる感じ。桃の果肉を思い出そう。
山吹色
あざやかな赤みの黄
山吹の花のような色
マリーゴールドといい勝負。こっちの方が黄色っぽい。
黄土色
くすんだ赤みの黄
天然の黄土のような色
カーキーといい勝負。こっちの方が色が濃い
芥子色(からしいろ)
やわらかい黄
練り芥子のような色
おでんとかに合いそう。からしっぽい色。
あざやかな赤みの黄
マリーゴールドの花のような色
山吹色といい勝負。こっちの方が赤っぽい。
ベージュ
明るい灰みの赤みを帯びた黄
「未漂白・未加工・未染色」の毛織物の色名
なんかおしゃれっぽいコートとかのイメージ
セピア
ごく暗みの黄
イカの墨汁嚢
古い写真のあの色。他の茶色系より美味しそうではない。
カーキー
くすんだ赤みの黄
ちり・ほこりのようなという意味。ミリタリーカラー
黄土色より淡い。迷彩柄のあの色。
ブロンド
やわらかい黄
金髪を表す語
黄色よりも金髪っぽい色ならこれ
クリームイエロー
ごくうすい黄
乳製品のクリームのような色
薄い黄色ならこれ
カナリヤ
明るい緑みの黄
鳥のカナリヤの羽毛のような色
明るい黄色。レモンイエローより明るい。
オリーブ
暗い緑みの黄
オリーブの実の色
緑と茶色の中間っぽい色
レモンイエロー
あざやかな緑みの黄
緑みの黄の代表的な色名らしい
印刷物とデジタル表示の色が違いすぎて二度見した。印刷はとても鮮やかな黄色。
まとめ
ベージュの系統色名長すぎない?